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2022.11.17   最新情報

技能実習監督結果 岐阜県で裁縫業の送検

岐阜労働局が令和3年度の技能実習実施者に対する監督結果を明らかにしました。

書類送検は2件で、平成29年以降の15件はすべて裁縫業だったとのことです。

監理団体と共謀した賃金不払いや虚偽供述など、悪質性の高い事案が続いています。

一方で、裁縫業の違反率昨年の72.3%から低下し、52.8%となりました。

 

監督指導でみつかった違反事項

「使用する機械に対して講ずべき措置などの安全基準」が25.7%と最も多いです。

次いで、「労働時間」が16.5%、「年次有給休暇」が14.2%です。

労働時間の違反は長期的に減少傾向にある一方、安全基準は平成29年の14.6%から4年連続で増加しています。

 

労働時間の違反は、月100時間を超える長時間労働などのほか、36協定の期限が切れていたものなどがあります。

出入国管理機関・外国人技能実習機構からの通報は55件で、前年比14件増加しました。

 

今回のニュースの岐阜県だけでなく、全国で技能実習に関する送検が相次いでいます。

違反すると、技能実習のみならず、特定技能外国人の雇用にも支障をきたすことになりますのでご注意ください。

 

ニュースソース:労働新聞社 2022.11.10

https://www.rodo.co.jp/news/139415/

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