兵庫県警、警視庁など5県警の合同捜査本部が、偽造拠点であった千葉県の住宅から、在留カードなど計200枚以上を押収したというニュースが入ってきました。
摘発した偽造拠点としては、国内で過去最大規模であり、顧客は約2万人にものぼるようです。
カード表面のホログラムなども見つかっているとのこと。
一見して偽造だとわからないよう細工してあることが伺えます。
外国人の雇用に際して
まずは在留カードにて就労有無を確認することになります。不法滞在の外国人の雇用時に、きちんと在留カードの原本を確認しなかったとして、雇用主が入管法違反にて書類送検された事例もあります。
雇用企業側としても、十分に注意しなければなりません。
失効した在留カード、特別永住者証明書の番号を確認することができる、「在留カード等番号失効情報照会」システムが出入国在留管理庁のホームページにあります。
在留カードの番号、有効期限を入力するだけで、すぐに判明します。
実在する在留カード番号を悪用した偽造カードまでは判断できませんが、不法滞在はチェックすることができます。ぜひご活用ください。
弊社では、外国人の雇用・労務管理に関する相談を受け付けています。
初回相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
参照:
出入国在留管理庁「在留カード等番号失効情報照会」システム
https://lapse-immi.moj.go.jp/ZEC/appl/e0/ZEC2/pages/FZECST011.aspx
出入国在留管理庁「在留カードはどういうカード?」
https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/newimmiact_4_point.html
ニュースソース:朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab77cdc3e2cfeefbc950bb3aef1c1c7a309175dd