２０２３年２月20日現在の入国情報と、昨年度の入国者数速報値

＜2022年度は419万人が入国＞

昨年2022年度の入国者数の発表がありました。前年比11.9倍の　４１９万8046人の外国人が日本に入国しました。長らく続いた新型コロナウイルスの水際対策が、昨年10月に緩和されたことを受け、韓国や台湾からの入国者が急増しました。

しかし2019年は過去最高の３１１８万7179人であり、コロナ禍の水準にはまだほど遠い状況が続いています。

外国人入国者の多くを占める新規入国者については、３４２万３５４３人。コロナ規制が続いていた4-9月には毎月10万人前後でしたが、緩和後は10月に約４５万人、１１月に約89万人、１２月に約１３３万人と急増しました。

新規入国者の国籍別では、①「韓国　９５万人」、②「台湾　３１万人」　③「アメリカ合衆国　30万人」の順、在留資格別では　①「短期滞在　２８６万人」　②「技能実習　１７万人」　③「留学　１６万人　」の順に多くなりました。

現在は、すべての国からの日本入国が可能となっており、入国後の隔離もなくなりました。

入国時のPCR検査も、原則は不要となっています。（中国・マカオ除く）

ただし、全ての帰国者・入国者について、「指定のワクチン接種証明書（3回）」、または「出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書」のいずれかの提出が必要です。

指定のワクチン接種証明書については、ワクチン接種券に付随のものではなく、自治体発行の英語併記の証明書を別途発行が必要です。

自治体発行なので、お住まいの地域によって対応が異なります。マイナンバーカードで即日発行できる自治体もありますが、市役所に郵送請求が必要な場合も多く、取得に時間がかかります。ご注意ください。

過去ブログで詳しく話していますので、そちらも参照ください。（リンク）

しかし、中国、マカオからの入国時のみ、ワクチン接種証明書の有無にかかわらず、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出が必要です。

香港は今のところ、検査対象となっていません。

参照ページ：

出入国在留管理庁「令和4年における外国人入国者数および日本出国者数について（速報値）」

外務省「新型コロナウイルス感染症に関する水際対策の強化について」