「日本語学校の認定、日本語教師の国家試験　新制度を創設へ」

先日もお伝えした日本語学校を国が審査し、認定する制度の創設に向けた新法案が、閣議決定されました。

目的は日本語学校の教育内容の質を高めることです。そのため、学校に認定制度を設けると共に、認定日本語学校で指導する教師にも新たな国家資格「登録日本語教員」の取得が義務づけられます。

今国会で成立すれば、令和6年４月施行となります。

生徒数とレベルに応じた教員数、施設面積、教育内容について、文部科学省令で定める基準をクリアする必要があります。また、毎年度、授業内容や生徒の在籍状況などを文科省に報告することも学校に義務づけられ、不適切な運営と認定されれば是正命令の対象となります。

認定校は、文科省のホームページに記載されるので、留学生にもわかりやすい基準となりそうです。移行期間はありますが、今後は在留資格「留学」で外国人生徒を受け入れるには、認定校であることが条件になる見通しで、実質的には日本語学校は認定校であることが必須になりそうです。

登録日本語教員の資格は、日本語教育に必要な知識や技能を測る国家試験に合格すること、その後、実際の語学指導を経験する教育実習が必要になります。

神戸市の元町駅５分のオフィスに来ていただくか、Zoomでのオンライン面談になります。

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ニュースソース：産経新聞WEB　2023/2/21　10：08