日本に滞在する外国人、在留外国人数が初めて３００万人を超えて、過去最高を更新しました。
在留外国人数は３０７万５，２１３人（前年末比３１万４，５７８人、１１. ４％増加）、出入国在留管理庁の発表で、令和４年末時点での統計になります。
＜国籍・地域別＞
上位１０か国・地域ではいずれも前年末に比べ増加しました。
(1) 中国 ７６１，５６３人 （＋４４，９５７人）
(2) ベトナム ４８９，３１２人 （＋５６，３７８人）
(3) 韓国 ４１１，３１２人 （＋ １，４５７人）
(4) フィリピン ２９８，７４０人 （＋２２，１２５人）
(5) ブラジル ２０９，４３０人 （＋ ４，５５１人）
(6) ネパール １３９，３９３人 （＋４２，２８４人）
(7) インドネシア ９８，８６５人 （＋３９，０４５人）
(8) 米国 ６０，８０４人 （＋ ６，６４２人）
(9) 台湾 ５７，２９４人 （＋ ６，１０３人）
(10) タイ ５６，７０１人 （＋ ６，３７７人）
＜在留資格別＞
在留資格別では、「永住者」が最も多く、以下「技能実習」、「技術・人文知識・国際業務」、「留学」、「特別永住者」となっています。
(1) 永住者 ８６３，９３６人（＋３２，７７９人）
(2) 技能実習 ３２４，９４０人（＋４８，８１７人）
(3) 技術・人文知識・国際業務 ３１１，９６１人（＋３７，２２１人）
(4) 留学 ３００，６３８人 （＋９２，８０８人）
(5) 特別永住者 ２８８，９８０人（－ ７，４３６人）
以下は「家族滞在」「定住者」「日本人の配偶者等」「特定技能」「特定活動」と続きます。
＜都道府県＞
在留外国人数が最も多い地域は東京都の５９万６，１４８人（前年末に比べ６万５，０１７人（１２. ２％）増）で全国の１９. ４％を占め、愛知県、大阪府、神奈川県、埼玉県と続きます。６位の千葉県に続いて、兵庫県は７位 123,125人でした。
(1) 東京都 ５９６，１４８人（＋６５，０１７人）
(2) 愛知県 ２８６，６０４人（＋２１，４０５人）
(3) 大阪府 ２７２，４４９人（＋２６，２９２人）
(4) 神奈川県 ２４５，７９０人（＋１８，２７９人）
(5) 埼玉県 ２１２，６２４人 （＋１５，５１４人）
長らく続いたコロナ禍の水際対策の大幅緩和を受けて、一気に在留外国人数が増えています。
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参照元：出入国在留管理庁HP https://www.moj.go.jp/isa/publications/press/13_00033.html
