難民申請は原則3回まで、強制送還の機能強化など
昨日、入管法改正案が衆議院で可決され、参議院に送られました。法案の成立へ一歩前進した形です。
今回の改正点では、難民申請や収容の在り方について、見直す法案となっています。
①原則、難民申請は3回まで
②難民申請中の強制送還が可能に
③仮放免制度の在り方の見直し、新たな「監理措置」制度の創設
④難民に当たらない紛争避難民を「補完的保護対象者」として、在留資格「定住者」の付与
などが大きな変更点になります。
現在は、難民申請中は送還を一律に停止しています。
強制退去処分を受けても難民申請を繰り返すなど制度の悪用を防ぐ一環としての改正案です。
参議院の可決されれば、法案改正が行われる見通しです。最新のニュースが入り次第、このブログでも情報をアップしていきます。
ニュースソース:
NHK WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230509/k10014061421000.html
参考資料:出入国在留管理庁ホームページ「入管法改正案について」
https://www.moj.go.jp/isa/laws/bill/05_00007.html