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2024.03.10   最新情報

ニュース:特定技能の上限を、現在の2倍以上へ引き上げ検討。5年間で最大82万人受け入れ見込み 

在留資格「特定技能」の制度改正が進んでいます。

 

先日、現行の特定技能12分野に加え、4分野が追加されるニュースをお伝えしています。

詳しくはこちらから→過去ブログ「ニュース:特定技能に4分野追加を検討」

 

4分野は、運転手不足が続く「自動車運送業」を始め、「林業」「鉄道」「木材産業」です。

それに伴い、在留資格「特定技能」としての受入人数の上限も引き上げられそうです。

 

 

現在の特定技能外国人の上限は約34万人、実際に在留しているのは約20万人です。

 

 

以下は、ニュース記事の抜粋です

出典:JIJI.COM 

  政府は外国人労働者の中長期的な在留を認める「特定技能」制度について、2024年度から5年間に受け入れる上限を80万人超に設定する方向で検討に入った。各分野で深刻化する人手不足の現状を踏まえ、現在の上限数の2倍超に引き上げる。関係者が5日、明らかにした。

 特定技能は労働力を確保するため19年4月に導入した在留資格制度。一定の技能を持つ外国人労働者が最長5年働ける「1号」と、熟練労働者に事実上無期限の滞在を認める「2号」がある。

 対象は1号が介護、建設、外食、工業製品製造、農業など12分野で、2号はそこから介護を除いた11分野。政府は近く、1号に自動車運送業や林業など4分野を追加する方針だ。

 外国人労働者の受け入れが日本人の雇用に影響を及ぼすことを防ぐため、政府は分野ごとに5年単位の受け入れ上限を設けることにしている。最初に定めた19~23年度は合計34万5150人とした。

 24~28年度の上限設定に当たり、関係省庁が各分野で不足する人材の数を試算。日本人労働者の賃上げや生産性向上などを進めてもなお足りない分の合計として、80万人超となる見通しだ。新たに加わる自動車運送業では、タクシー、バス、トラックの運転手として約2万5000人の受け入れを見込んでいる。 →FBはここまで

 特定技能の在留資格で日本に滞在する外国人は23年11月末現在で約20万人。受け入れ上限数との差は分野ごとに濃淡があり、工業製品製造業では充足率が約80%に上る一方、宿泊業は数%にとどまっている。

 

 

以下は出典:毎日新聞 WEB 2024/3/4 20:18(最終更新 3/4 22:24)

 人手不足の産業で外国人労働者を受け入れる在留資格「特定技能」を巡り、政府が2024年度から5年間で最大82万人の受け入れ見込み人数を試算していることが関係者への取材で判明した。19年の制度導入時に設定した5年間の受け入れ見込み人数の2倍以上の想定で、深刻化する人手不足を解消するため、外国人労働者に依存する傾向がさらに強まりそうだ。

 特定技能は在留期間が通算5年の「1号」と、熟練した技能が求められ、家族帯同で無期限就労が可能な「2号」がある。政府は23年8月、2号の対象分野を2分野から11分野に拡大。無期限就労が可能な別制度がある「介護」を含め、現行の全12分野で永住に道を開く仕組みを整えた。政府は「自動車運送業」「鉄道」「林業」「木材産業」の4分野を追加することも検討している。

 

弊所では、特定技能を含む外国人雇用、労務管理、在留資格の取得から変更まで取り扱っています。
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