広島県で、農業分野の特定技能外国人が「特定技能2号」に合格し、資格を取得しました。
中国地方での農業分野の2号合格者は初めてとのことです。
特定技能1号で経験を積んで、熟練技能を持つと認定され、試験に合格すると「2号」の資格を取得できます。
昨年の改正で、「特定技能2号」の全分野の外国人は在留資格の更新は必要ですが、上限がなく、無期限で在留ができるようになりました。
参照:ニュース:在留資格「特定技能2号」、拡大された分野で資格試験
また、家族(配偶者と子に限る)を日本に呼び寄せて一緒に暮らすことができるほか、永住権の取得も目指せるなど、
「2号」を取得するメリットは多いです。
雇用企業側も、期限なく外国人を雇用でき、家族を呼ぶことで、長く働いてくれることが期待されます。
特定技能は、人手不足の解消のために新しく創設された在留資格です。
現在12分野あります。
技能実習ほど、企業側の負担もなく、長期雇用を見込める制度となっています。
弊所では、特定技能を含む、外国人雇用、在留資格の無料相談を行っています。
お気軽にお問い合わせください。
以下は、上記ニュースの記事からの引用です
ホウレンソウ栽培などの中原ファーム(広島県北広島町)のベトナム人従業員2人が、熟練技能を持つ外国人労働者の在留資格「特定技能2号」の試験に合格した。農業分野での合格は中国地方で初めて。担い手の高齢化と人手不足に直面する中、同社は2人を支えた経験を生かし、外国人が活躍する環境を整える。
中国新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/412703
特定技能とは?
2019年に新設された新しい制度です。人手不足解消のため、特定の12分野対象で、ある程度の即戦力となる外国人を雇用できる在留資格です。
参照:過去ブログ ①在留資格「特定技能」について
技能実習生からの移行が多く、毎年増加の一途をたどっています。
また、現在は運送業は対象分野ではありませんが、タクシードライバーの追加も検討されています。
以下、出入国在留管理庁のホームページに詳しい説明が記載されています。
<制度について>
在留資格「特定技能」の制度は,深刻な人手不足の状況に対応するため,一定の専門性・技能を有し,即戦力となる外国人を受け入れる制度です。
<試験情報について>
特定技能外国人として日本で働くためには、技能試験(ぎのうしけん)と日本語試験(にほんごしけん)に合格する必要があります。
試験実施予定最新情報は、「試験関係」のウェブサイトの「日本語試験(全分野共通ぜんぶんやきょうつう)」、「日本語試験(介護分野かいごぶんや)」 又は「技能試験」のウェブサイトで確認をしてください。
試験実施予定一覧 https://www.moj.go.jp/isa/content/001344674.xlsx
「日本語試験(全分野共通ぜんぶんやきょうつう)」https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri01_00135.html#a1
「日本語試験(介護分野かいごぶんや)」
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri01_00135.html#a2
「技能試験」
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri01_00135.html#a3
<各国の手続きの流れについて>
国によっては、送出国(外国人の母国)での手続きが必要な場合があります。
「各国別の情報」へ
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri06_00073.html
<分野別の情報>
受入が認められている12分野において、説明会(セミナー)の開催や仕事に関する情報を掲載している場合があります。
詳しくは、下記のリンクを見てください。
「分野別の情報」へhttps://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri01_00130.html
<特定技能ガイドブック>
特定技能の在留資格で働くことを考えている外国人の方に、特定技能制度の内容や、試験、必要な書類についてやさしい日本語でつくりました。
「特定技能ガイドブック(がいこくじんの方かた向むけ)(PDF)」https://www.moj.go.jp/isa/content/930006034.pdf
特定技能について、また在留資格については、ぜひお気軽に無料相談をご利用ください!